新年度を迎えた本日、周辺を見渡してみますと向山公園の桜も轟城も満開でまさに春爛漫と言った感じではありますが、外に出ると花冷えで少し肌寒さも感じます。
今日は新入社員も迎え、新たな組織編成のための人事異動も行われます。HITO病院では33名の採用で職員数が550名、健康会は4名の採用で312名、愛美会は11名採用し450名、グループ全体で48名の採用により1343名の職員数となりました。新規採用の皆さんを大切に育て医療・福祉の専門家としての活躍を期待しています。そして、未だ新型コロナウイルスも収束はしていませんが、今年度からは少しずつ前に向かって進んで行かなければならないと考えています。
今、四国中央市の人口は約8万4千人ですが20年後には6万4千人程になる見込みで急速に人口減少が進んでいる状況です。そのような中で健康会・愛美会も事業運営を継続して行かなければならず相当な努力を求められています。
私は職員の皆さんの頭脳とパワーで乗り切って行けると信じていますが、それにはやはり頭を使い、汗をかく人間にならなければならず、常に先を見てどう進むべきかを考える能力のある人、組織にならなければなりません。
更には医療・福祉の世界はチームワークが最も大切で、多職種が協働する中で誰か一人でも動きが伴わなければ全ての展開が悪くなってしまいます。
今は何もしなくても入居の申込みは沢山ありますが、いずれ他の事業者と入居者を取り合う時代が必ずやって来ます。
今年度は心機一転、新型コロナを乗り越えて、満開の桜を見て思う様に「良いな。これは頑張らなくては。」という新鮮な気持ちで一年間頑張ろうと思います。
今年度も宜しくお願いいたします。
医療法人 健康会
理事長 石川綮一